そもそも『講』とは、各々住んでいる地域の住民達が集り、大峰山登拝やお伊勢さん参りなど、お参りを目的としながらも、皆で一緒に親睦を兼ねて巡礼するという集団の事。また、現在では山伏修験者が中心に活動しているので、色々なお寺の行事に参加される事が多い様に思われます。
当寺『司講』における活動内容につきましては、転法輪寺の行事にご参加しご修行頂く事や、葛城二十八宿の行場めぐり、当山十三仏参りで登拝し、山頂より紀見峠までの、東・西役行者様千日参拝修行を勤めております。
そして何より『講』というものは、色々なご経験をされておられる方々が集って来られますので、自分達のお仕事や普段の生活にも、とてもいい影響が及ぼされると確信しております。
ただ山へ登るのではなく、ただお寺の行事に参拝するのではなく、ご自身が山伏修験者になって山へ寺へと修行に行って、その場の中心になって初めて観えるものが必ずあります。修験道は難しい事や分かりにくい事が無いとは言えませんが、皆で一緒に山や自然から色々な事を学びましょう。私達にとって少しずつかも知れませんが、きっと大きな力となるでしょう。どうぞ、ご仏縁を結んでくださいませ。
- 名称
- 金剛山転法輪寺 『葛城修験道 司講』(つかさこう)
- 講元
- 金剛山転法輪寺 第六十一代住職 葛城光龍
- 入講条件
- 男女年齢不問(ただし、住職の問答有り)
- 会費
- 不要
- 実動費
- その都度徴収
活動情報
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葛城二十八宿巡拝図
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第一経塚
妙経序品(友ケ島)
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第二経塚
妙経方便品(西の庄)
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第三経塚
妙経譬喩品(雲山峰)
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第四経塚
妙経信解品(入江)
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第五経塚
妙経薬草喩品(倉谷山)
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第六経塚
妙経授記品(志野峠)
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第七経塚
妙経化城品(中津川)
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第八経塚
妙経五百弟子受記品(犬鳴山)
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第九経塚
妙経授学人記品(和泉葛城山)
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第十経塚
妙経法師品(大威徳寺)
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第十一経塚
妙経見宝塔品(経塚山)
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第十二経塚
妙経提婆達多品(護摩の多輪)
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第十三経塚
妙経勧持品(鎌の多輪)
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第十四経塚
妙経安楽行品(鏡の宿)
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第十五経塚
妙経従地湧出品(岩湧寺)
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第十六経塚
妙経如来寿量品(流谷)
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第十七経塚
妙経分別功徳品(天見不動)
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第十八経塚
妙経随喜功徳品(経塚山)
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第十九経塚
妙経法師功徳品(神福山)
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第二十経塚
妙経常不軽菩薩品(石寺)
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第二十一経塚
妙経如来神力品(湧出嶽)
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第二十二経塚
妙経嘱累品(大田和地蔵)
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第二十三経塚
妙経薬王菩薩本事品(猿目)
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第二十四経塚
妙経妙音菩薩品(平石峠)
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第二十五経塚
妙経観世音菩薩普門品(高貴寺)
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第二十六経塚
妙経陀羅尼品(二上山)
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第二十七経塚
妙経妙荘厳王本事品(逢坂)
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第二十八経塚
妙経普賢菩薩勧発品(亀の瀬)